少し間が空いてしまいましたが、じつはうちのプリンタに大量のインシデントが発生してました。ケアレスミスからしゃれにならない故障まで一通り経験しました。こういうの、趣味ならおもしろいんでしょうけれど、仕事でやらなければならないことがあるときにプリンタのお世話に忙殺されるのは困ったものです。ついでに、いつか書くかもしれませんが、メーカーがメーカーとしての役割を果たしていないので、自分で組んだRepRap同様に自分でいろいろ調べて解決しなければならないという。会社でも使えるという看板には大きく偽りありです。

さて、なんやかんやで修理と再調整も終わり、結局ノズルもワンピースバレルからツーピースに再度変更し、やっと打ち出し作業に戻れました。今は新しいノズルでのcopperFillの調整に入っています。とりあえずの調整は終了し、いくつかの部品を試験的に打ち出してみました。

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先に青銅フィラメントbronzeFillで打ち出した後研磨したものと一緒に置いています。まだフローレートに詰めるところがあるのでキングの最上部で少々穴が発生してしまっていますが、それ以外は積層も角も精度もすべて良好のようです。ちなみに、板状のものはチェスボードの部品です。手前にアル二枚が試しに磨いてみたものですが、実際は個別に磨かないメソッドにすると思います。

写真では分かりづらいのですが、青銅の駒はかなり重厚な迫力があります。これはもう、PLA樹脂やABSとは全く比べられない質感です。研磨によって自然に角が丸められるのですが、それも含めて、ただしくハンドメイドの金属的な物体になっているのがおもしろいです。copperFillを磨くとどういう感じになるのか今から楽しみです。スタチュアとはまた違った質感になりそうです。

それではまた次回!良い連休をお過ごしください。私は……引き続きお仕事なのですが……

なお、本日のフィラメントはこちらです

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銅フィラメントCopperFillでの打ち出しで格闘中

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